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Vol.12 これでOK!セキュリティ対策 |
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| ある程度、キャリアを重ねると、これまで身につけてきた知識がかえってあだになって、気づかぬうちに非効率に仕事を進めてしまっているケースも…。やり方を変えたら、即効果大!のちょっとした仕事のコツを伝授。 |
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文章:中妻 穣太(All About「インターネットセキュリティ」旧ガイド)
◆ 対策なしでネットにつなげば即死。それが2003年
こんにちは。「インターネットセキュリティ」ガイドの中妻 穣太と申します。「あわてず騒がず、知識の吸収を楽しんで」をモットーにサイトを運営しております。よろしくお願いします。
さて、あわてず騒がずとは言いましたものの、昨今のインターネットセキュリティを巡る事情は、実際のところかってないほど緊迫したものになっています。
今年の夏に猛威をふるったウィルス「Blaster」以降、いわばウィルスのパラダイムシフトが起こったのです。
それまでのウィルスはメールに添付されて送付されてきたり、WebページやHTMLメールを利用したものでしたので、Internet ExplorerやOutlook Expressを立ち上げなければ感染することはありませんでした。
しかし「Blaster」は違いました。Windowsの共有フォルダの仕組みに含まれる脆弱性をついてきたのです。このため、対策を施さないWindowsをネットに接続するやいなや、何のアプリケーションも立ち上げていない状態であっても、たちどころに感染してしまうのです。
上記記事では、Blaster流行後三ヶ月たっても、一流IT企業LAN内で感染した事実をご紹介しています。さらに最近の研究成果では、「古いウィルスであっても、決して絶滅はしない」ことが裏付けられています。
私たち一人一人が着実に対策を行わなければ「即死」。
2003年、とうとうインターネットとはそういう場になってしまったのです。
◆ パラダイムシフト! 最優先事項は「ファイアウォール」
さて今回の記事では、まずは自宅で単独でインターネットに接続している個人ユーザで、OSにWindows XP、ブラウザはInternet Explorer、メーラはOutlook Expressを利用しているというユーザ像を想定して解説を行っていきます。
個人ユーザがADSLを使う場合、ルータを使わずに直接ADSL接続ソフトを用いてインターネット接続するケースが多いと思われますが、これは大変危険な行為です。あなたのPCが丸裸の状態で、自動的に攻撃を行うBlaster型ウィルスにさらされるからです。おそらく即座に感染してしまうでしょう。
これを防ぐためには、“ネットワークに接続する前に”ファイアウォールをインストールし、外部からのアクセスを遮断しなければなりません。
インターネットセキュリティ : 初めての手順書Appendix3 WinXPのファイアウォール設定
インターネットセキュリティ : 初めての手順書---第10回 アンチウィルスソフト導入・後編
本ガイドサイトでは「初めての手順書」というシリーズを設け、初心者でもここで紹介している順番に対策を行えばセキュアな環境を構築できるようにしているのですが、これまでこのリンク集の最初に来ていたのは、「第1回:「メール」…最も主要な感染経路」でした。メールが最も有力な感染源であり、まずメールに対して「ウィルスかもしれない」という意識を向けてもらうよう促していたのです。
もちろん、現在でも「Sobig」や「Mimail」などのたちの悪いメール型ウィルスが流行していますので、メールに対する警戒は怠ってはいけません。
しかし、今やそれ以上に危険なのが問答無用に感染してしまうBlaster型ウィルスです。とにかく“ネットワークに接続する前に”ファイアウォールを設定することが、重要というよりももはや必須と言わなければならない状況となっています。
このため、現在「初めての手順書」のトップに来ているのは「WinXPのファイアウォール設定」となっているというわけです。
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